のあろぐ

「もぐらゲームス」・「Mogura VR」を立ち上げて運営している、のあPことNoahの個人ブログ。

文章に関して


ひどいことに気づいた。
自分の文章力が著しく落ちている。

「落ちている」と書くためには、かつては今よりも文章力があったことを示さなければならないわけだが、そもそも落ちていると言うのが主観的な判断であるがゆえに、かつて文章力があったと言うことも自分の主観でしかない。
しかし、やはり気のせいではなく落ちているのだ。

昔はもっとこう、文章を書いている時のパズルがかみ合っていく感と、このまま書こうと思えばどこまでも書ける感があった。
しかし今はどうだ。キーボードを叩き、叩いたそばからそれが駄文とわかる。
まるで糞を垂れ流しながらよたよたと歩くかのような情けなく、うす汚れた、みすぼらしい文章力に僕は自分で失笑を禁じ得ない。

僕は人糞製造機となったのだ。

それをやれ、はてなブログの行間ってイマイチ好きじゃないんだ、だとか、今日はコンディションが悪いだけだから(震え声)などとごまかして文章を書かないうちに僕の中のわずかに残っていた糞よりは幾分ましな何かをひり出すだけの力もなくなった。

やたら落ち込む。原因は何なのか。
文章を書いてないわけじゃない。むしろ書いている。
仕事でビジネス文書を書きまくるうちに、しだいにルーチン的な文章の書き方ばかり身につけてしまったのがよくなかったのか。
それともはてブに載るような記事って釣りみたいなタイトルばっかで書き方もほぼパターン化されてて面白くない、とかやたら「正々堂々と」書くことにこだわった結果、無難で面白みもない、忌み嫌っていたはずのはてブに載るような記事よりはるかに無味乾燥な文章の書き方に慣れてしまったのか。

そう、無難なのだ。ビジネス文書を書いていて正確で誤りがなく、各方面から何のツッコミも入らないことだけを目指して、願って、祈って書くことを追求した結果、僕の文章から主観は死にたえた。
「空は青い」とこれまで書いていたものは、「空は天候によって青い時もあれば、雲に覆われて白く見えることもある」などとかくようになった。無難極まりない。僕の文章は干からびたウンコだ。

もう少し早く気づけば良かった。
どうすればいいのか。リハビリ(笑)とでも称して駄文を書き綴ることが果たして治療になるのか。

とりあえず今日も仕事へ行こう。