2013-07-03 任天堂が日経平均入りする…かも ちらしの裏 タイトルの通り。東京証券取引所と大阪証券取引所が統合することで、これまでメインで大証に上場していた任天堂株式が、統合先に上場メインを切り替えることになる。日経平均の銘柄というのは、10月に毎年入れ替えがある。入れ替え該当がない場合もある。銘柄の発表は毎年9月に行われるが、その選定基準は例えば流動性など一定の基準がある。今回の統合で、日経平均は過去に大証で上場していても採用対象となると選定基準を見直している。その中で、今回大証から鞍替えする任天堂が日経平均入りするかどうかが市場のちょっとしたトピックになっている。流動性でいうと、任天堂は十分候補に入ってくるというのがSMBC日興証券のアナリストレポートでの分析だったりする。なお当該分析によるとDeNAは流動性では任天堂を上回るものの、過去に入っていない経緯や、市場の代表性を考慮すると入らないのではないかとのこと。一方野村證券などの予想では、日経平均に値嵩株をいれることには、昨今のファーストリテイリングが日経平均に与えている影響、寄与度を考えると慎重にならざるを得ず、値嵩株である任天堂の日経平均採用可能性は低いのではないかとのこと。日経平均に採用されたからと言って株が上がるわけでもないのだが、少し気になるニュースである。任天堂採用可能性低い、現物統合後の日経平均-野村など予想 - Bloomberg